· 

【2日目】モスクワへの第一歩

朝、5時30分に目覚ましが鳴り起きる。

北京は大体、この季節、5度~15度前後で、朝は8度と比較的冷える。

 

なぜか、寒さ耐性のある私は、窓を開けたままにして寝て、しっかり布団を敷くことで、

朝の気温に耐え、明日のウランバートルのマイナスの気温に耐えうる体づくりを無駄にし、朝目覚めた。

 

北京と日本の時差は1時間あり、昨日は1時間時計が戻る形になり、

言ってしまえば、1時間長く1日を過ごした。

 

昨夜は24時前後に寝て、今朝は5時30分に起きるというのは、

夜の1時に寝て、朝の6時30分に起きるということで、

比較的、これまでの生活に近い生活習慣で旅行二日目を迎えた。

 

ホテルと北京駅は歩いて5分前後と絶好の位置にあり、

朝グダグダと過ごしながら、6時30分前にホテルを出た。

事前情報によれば、

7時27分発の電車には1時間前には駅に到着し、

30分前から乗車可能とあり、駅を急いだ。

昨夜、北京駅に事前に下見をしていてよかったなと思ったのが、

まず、駅に入る前にX線チェックがあり、

日本のように、プラっと駅には入れない。

その入り口がなんとも分かりづらい。

 

上の写真でいうところの白い仮囲いというか、覆っているところあたりがそれに当たる。

 

荷物チェックと身体チェック(金属探知機を当てられるやつ)を無事に済ませ

北京駅(Beijing Railway Station)に入ると、これはまぁ、美しいこと。

 

正面に見える電光掲示板を見ると確かに、

「莫斯科」(モスクワ)という文字が書いてある。(したから3行目ほど)

 

この文字を見ると、無駄に感動するということを事前情報としていれていたが、

確かに感動する。

 

そして、二楼なんたらかんたら806とかいてあったので、

向かうと、確かにモスクワ行きの電車の改札があった。

 

あと、無駄にエスカレーターにどのような説明書きが、中国語でかかれているのか?

ということが気になるあたりは・・・職業病が抜けていない証拠であろう。

 

※ちなみに、私は自慢ではないが、仕事で何度か翻訳に携わったことがあるため、

漢字が何を表すか?という文字の読み取り感覚は簡単なのはわかる(と思っている)。

むしろ、大体わかる、と豪語してもいいほど、自身の知識としてアップグレードし続けており、

大抵なんとなくわかる、である。

 

※逆に、ヒアリングとスピーキングはほぼ不可である。

英語圏、スペイン語圏、フランス語圏、韓国、中国語圏、その他諸々行ったが、

ほぼ何もわからない。

よく英語は話せるのですか?と聞かれるが、まあ日常会話くらいは・・・。などと

いつも適当なことを言っているが、マジで話すことはゼロに近い。

(その後のこの日記の基礎知識として覚えておいてください。もちろん、ロシア語、モンゴル語、リトアニア語も。)

 

(30歳くらいまでは、英語、フランス語と、少し単語が思い出せたが、今はもう何もできない。)

 

話は逸れたが、

とりあえず朝ごはんと車内での飲み物を探しにプラプラしてみる。

 

ここでいつもながらであるが、

食に関してはあまり攻めることができず、結局マクドナルドへ。

 

ソーセージエッグマフェインのセット(コーヒーとポテト)で32.5元(約600円)と高い。

また、「飲み物は何にしますか?」という中国語が何を言っているのかわからず、

安岡力也みたいな顔したおばはんに、5回くらいキレ気味で言われたがわからず。

 

おそらく、日本で同じシーンで想定される質問としては、

 店内ですか?ドリンクは何にしますか?くらいしか質問事項はないだろうに、

無抵抗に黙秘を貫き、違う店員が駆けつけ、フォローしてもらう。

 

そうして、包装も、みためもきったない、クソ高いハンバーガーが届く。

よく見ると、ヨーロッパ系のカップルが、

店内の機械で何かサイネージっぽいものを触っていたが、

あーなるほど、これは、言語対応+カード決済用の機械なんだなと

こういうものを、自分がいた会社が開発したら売れたのになと、

旅行に来て、ちょっと自分がいた会社をディスりたくなる。

※決して自分が中国人の店員にキレられた腹いせではない。

(のちにロシアのバーガーキングでも同じようなシステムを見たので、実は自分が知らなかっただけかもしれない。)

そうして、売店でビール2本と水を買い、

いよいよ改札へ。

上記写真の左に階段があり、それを降りると改札に行く。

いろんな人がいるが、これはすべてモスクワ行きの列車に乗る人です。

※かつてのアメリカ横断ウルトラクイズのように、モスクワまで最初から乗っていた人はおそらく2〜3名と思われる。

 

おぉ。

 

ぉおおー。

切符を見ても、よくわからないが、各車両に車掌さんがいて、

切符を見せると、はい、あなたもっと前へーみたいなことを言われ、

16両くらいある電車の前へ前へと進む。

 

よく見ると、車両ごとに、行き先が記載されている。

こうして、自分が乗るであろう、13号車に到着。

電車は、今 ケータイのCMでやっている車両に近く、

車内は、ヨーロッパタイプの年配同士がすれ違うには、体が触れ合っちまう

ほどの幅である。(詳細は次の日記に書くことにします。)

 

1車両に11部屋ほどあり、

自分の乗った車両は2段ベット二つの4人部屋であった。

 

ちなみに、切符は、こんな感じ。

切符を見せると、車掌さんが部屋のベッドの場所まで案内してくれる。

自分の後ろには、綺麗な分かりやすい英語を話す女性集団がいた。

 

まさか・・・。

と期待したが、当然、同部屋になることはなく、

横の部屋であった。

 

自分と同部屋の人は、奇しくも、自分と同じ、

迷彩柄をオシャレだと思うフィンランド人のおじさまであった。

(北京に乗車時には4人部屋には2人しかいない。)

 

ユハニさんという方で、

おそらく旅行できているということだけは聞き取れた。

 

無駄にドラマのように、握手を求められたが、

アジアの喧騒の中、1時間前まで過ごしていた自分からすると、

ここからもうヨーロッパなんだなと、なんだかワクワクしたきもちである。

 

こうして、モスクワまで途中下車なしの旅行が始まった。