日記の上では、北京に到着し、電車に乗り、モンゴルへ行ったわけでありますが、
今回の滞在で中国について感じたことを少し書きたいと思います。
思えば、中国は今回で3回目です。(自慢です。)
※台湾(3回)を除くと。ってか台湾は大好きでよく行っています。(自慢ではありません)
中国に行ったのは
最初に就職した会社の社員旅行で2回行ってます。(北京と上海)
以前北京に行ったのは、2011年前後だったと思いますが、
ひたすらにバスツアーだったこともあり、あまり土地については覚えてないです 。
※ただ、北京の動物園ですが、こんな写真をとった模様。

あれ?北京駅ってこんなだっけ?
と、とても真新しい気持ちで北京に来ました。
前回の北京が昼前に来て、今回が夜だったこともあるかもしれません。
それはさておき、北京にきて思ったことは、
「うるさい。」その一言に尽きます。
ただ、
「押し売りがすごい」わけでもなく、
日本人とバレていようと、バレてなくても
いや、暗闇の中でも、手ぶらで歩いていても話しかけてきます。
何を言っているのかまったくわかりません。
多分、何か親切心で言ってくれているのだろうとは思います。
それが外国というだけで、
急に警戒心が強くなるのは、どこか世界での自分たちの地位を勘違いしているように
思えてなりません。
日本は決して豊かでも何でもないんですがね。
少し話は変わるが、
最近読んだ本であるが、
日本のGDPが中国に抜かれ世界2位から3位に下がって約10年ほど経ちます。
3位の日本のGDPは、500兆円、
2位の中国のGDPは、1300兆円と、もう陸上競技のトラック種目で言えば周回遅れくらい
差が開いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの辺り飛ばしても問題ないです。ーーーーーーーーーーーーーーーーー
細かく言うと、
・日本は、500兆円。
・実は韓国は150兆円です。
東アジア全体では約2500兆円とあり、日本と中国と韓国の3カ国で2000兆円と
東アジアの80%を占めています。
そうそう、
会社の同僚に、GDPの話をしたところ、「GDPって聞いたことない!」
と言われてびっくりしたことがあるので、少しGDPについて書きます。(ようわからんけど。)
GDPとは、Gross Domestic Productの略で、国内総生産で、意味としては、
「一定期間内に国内市場で新たに生み出された付加価値の総額」であり、経済活動の目安を見るための指標であります。
このGDPってのがとてもややこしくて、
一つは、「国内市場」で生み出されたものであり、
・海外でコピー機を製造している会社は、海外で作る費用はそこにはいれない。
・逆に、日本で作って海外に輸出する場合(外国法人の会社であっても)、それはカウントする。
・日本人が、とかいう話ではなく、あくまで「国内市場」という括りでかんがえるもの。
・「付加価値」であり、作ったものー原材料費をひいたものの総額であり、
過去にGNPという言葉があったが、あれは、「原材料」「製品」とすべての金額を足しており、ダブりがおき、正確な金額がわからないとのことで、現在の指標はGDPがメインとのことです。(へーへー)
・(ここは読むものによって解釈が異なるみたいですが、)小麦粉を作る場合は、小麦の原材料・小麦粉の売価ー原材料・流通等の費用がGDPに含まれます。
要するに、国内で動いたお金がいかほどか?ということです。
※たぶん、本当はもっとややこしい話ですが。
参考:http://zef.hatenablog.jp/entry/2014/08/11/184426
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その意味では、日本は、企業の海外進出に伴い、国内市場が年々縮小しているようで、
市場の活性化という意味では、いつの間にか中国に圧倒的に差を付けれられています。
「中国は貧乏は今や昔」かもしれないですし、偉そうにするのもあかんですよ。
余談ですが、昨日のニュースでSONYが過去最高益とか言われながらも、もはや
それがオンラインビジネスだ、海外だとか言ってるのでGDPに加算されるのか?それもよくわからなくなっている。
(もう少し勉強しないとわからない)
ところで一つ面白いのが、日本のGDPの変遷図を添付しています。

たまに耳にする「失われた10年」とか「20年」とかいう言葉が明確に図になって現れています。
ってか、ちょっと前、よかったやん!とも思えたりします。
下記は、日本のGDPの各項目であるが、
こうやってみると興味ぶかいです。
こうやってみていくと、
中国の経済活動はもはや日本の比ではないほど行われていますが、
同時に、国民一人当たりのGDPで見ると、約3倍差の開いた差は、次は逆転し、
日本人のほうが5倍以上の金額を生み出しています。
(このあたり、単純に人口で割ればいいものか?多少疑問にも思いますが。)
日本人のほうが一人当たりの経済活動量は多いと言えますが、
人口とのバランスもあり、分子が多くなると、その分下がるようなイメージでもあります。
ちなみにインドは140位前後です。
※1位はルクセンブルクであるが、なぜ高いのかは、よくわからりません。
・・(人口と面積勝負な気もする。勉強不足ですみません。)
何が言いたいのか?
特に何もないです。
GDPで見ると、やはり中国サマサマになっているかもしれませんが、
一人当たりに直すと、へへーん、って感じにもなります。
ただ、数字で示したかっただけです。
日本がどうか?というと、
悪くもなければよくもありません。
ただ、これはあくまでGDPという指標でみた話であり、
経済の格差だ、街が汚いといったところはここからは現れておらず、
実際に、中国にいき、少し一本道に入るとまじまじとそのリアルを感じます。
かつて、ストⅡで、春麗(チュンリー)戦でいた、鶏を買ってるおじさんが観戦している風景は、
北京駅の裏にはすぐに存在していました。
日本もそんなに変わらないですけどねー。
この話が何につながるか?
モンゴルの話に繋がっていきます。